久しぶりに「見たい」と思った映画へ行く。 『ファッションが教えてくれること』。 アメリカ版「VOGUE」の編集長、アナ・ウィンターの姿を追うドキュメンタリー映画。 アナ・ウィンターと言えば、 わたしは知識はほとんど無く、ファッション誌の「パリコレ特集」など、コレクションの記事を見るたびに 必ず”ファッション・スナップ”で写される、超有名(らしい)編集長・・・、という知識ぐらい。 コレクションの時期、彼女が一日目に何を着てたか、二日目は何を着てたか、三日目は・・・・ それが世界中のカメラに写され、最新のモード・ニュースになる、ファッショニスタの間では影響力のあるすごい人なんだなあ・・、という認識でした。 そんな記事に載る彼女は、いつも黒いサングラスで憮然と腕を組み、世界のモードに影響力を持つと言うコワイ印象。 なんと、あだ名は 『ドレスを着たダース・ベイダー』 だそうで・・・・。 (・・・・映画をみれば、その、ダース・ベイターぶりが、ワカリマス・・・・。) * * * * * * * * * * * * 映画では、そんな誌面の印象とは違う彼女のチャーミングな笑顔や、表情も見れました。 もちろん、誌面の写真(構成)を決めて行く彼女はある意味、「鬼」。 それは『VOGUE』という、歴史のあるモード誌をを双肩にかけるには、当然の『仕事』なのでしょう。 そして、相方と言える仕事仲間のグレイスという女性との永年の信頼関係。 ”アーティスト”堅気のグレイスと、 あくまで”ディレクター”であるアナ・ウィンター。 相容れないこともあるかも知れないけれど、それでもお互いが無ければ成り立たないVOGUE。 その二人の関係が軸になって映画は進みます。 モードやファッションに直接興味のない人でも、 「仕事人」のドキュメンタリーとして、おもしろく見られるのでないでしょうか。 * * * * * * * * * * * * 映画を観たあと、ひさしぶりにVOGUEを買いたくなっちゃいました(^^)。 vogue NIPPON ではなく、アナやグレイスが編集している、アメリカ版vogueを覗いてみようかな・・・・・ 余談: 映画を観終わったあと、ダンナと寄ったバー(映画館の入っているビル、マルイ・アネックスの地下にある『ブルックリン・カフェ』、レンガの壁と、本棚が並ぶ広い空間)で一杯飲んだ、日本の地ビール。 ベルギー・ビール風のホワイトビールで、おいしかったデス。 何県のものか、銘柄とか忘れちゃったけど(><)。 映画の後、お互いの感想を語りながらの一杯のひととき、いいですよね。。。
by voicivoila
| 2009-12-13 23:54
| エイガログ
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