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きょうのレッスン


今日は日曜のレベル2クラスに出席。
いつも思うことだが、フィギュアエイトなどやっている時、先生の美しく優美にくねる腰を見て、
「同じ動きをなぞったとしても、先生のフィギュアエイトみたいな素敵なヘビ的ニョロ感はとてもでないょ~」と今日も感じる。

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今日担当の先生は、私が1年半ほど前、このスタジオを体験レッスンで初めて訪ね、生まれて初めてベリーダンスを見たその時の先生だ。その時のことは今も忘れられない。

私と同じように体験レッスンで初めて来た大勢の女性で混雑するスタジオの中、気さくな感じのにこやかな女性が、「はーいみなさん、皆さんは今までベリーダンスを見たことがありますかー?」と問いかけ、こんな感じなんですょ~、と音楽にのせて踊り始めた。
それを見たとき感じた衝撃は何といったら良いか。。。。
それは私が今まで見たことのないものだった。身体の動きが見たことないものだったとかそういうショックではない。確かに身体の動かし方も初めて見るものだったろうが、彼女の身体自体から溢れる女性の豊かさ、心の内側からそとに湧き出る幸福感、といったら良いのだろうか、その言葉ではうまく説明のできない何か、に、自分の今までの価値観が覆るような衝撃を受けていた。
その時自分の頭に浮かんだひとつの言葉は今も覚えている。 この踊りは私にないものがすべてある と思ったのだ。

それから自分でもそれまでの人生で思いもしなかったベリーダンスの日々が始まった。ベリーダンスと、それによって知ったアラブ音楽、その中でも特に興味を惹かれ好きになり自分でも始めるに至ったダルブッカ(エジプト太鼓)・・・それらは今の私の生活の中の少なくない部分を占め、それら自体から、またそれにかかわる仲間たち、ダンサー、ミュージシャン、etc・・・から大きい感化を受ける毎日を過ごしている。
その始まりはあの時見た先生(=現先生)だ。もし、初めて見たベリーダンスがあの人のものでなければ私はこの踊りを始めてなかったかも知れない。本当に本当に、初めて見たのが今の先生で幸運だったと思う・・・・・・

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で、今日のレッスン。
ストレッチの後、小さなコンビネーションの練習。そしてそれは8月にあるチャリティーイベントで踊る振り付けのためのものだったのだが、部分練習のあと、先生が「じゃ、まず見ててー。(振り付けの)最初はこんな感じで考えてるんですよ~」と曲をかけて、出だし何分かの見本をひとりで踊ってみる。私たちは初心者だから、先生はそれを鑑み、凄く難しい振り付けにしてある訳ではない。でも先生が踊ると空気が違うのだ。ゆっくりな動きひとつでも情感、雰囲気がもう、、すばらしい。。。 もともとショーなどでこの先生の踊りを見ると、言い難い何かが込み上げ涙が出そうになるのだが、今日も見本で踊ってみせる先生を見ていたら涙が出そうになった。しかし今日はショーではなく初めて見る振り付けを覚えなきゃいけないレッスンの状況であって泣いている場合ではない。とりあえず通しで感じだけ掴んだ。
ベールを使う振り付けなのだけど、途中でわたしの苦手なターンが所々入る。 いつものレッスンでもターンを練習する時はあるが、クルクル回ってると決まってキモチワルクなる。。(T0T) なので回転が続くと最後の方はコッソリ回転数を勝手に減らして身を守ることもあるのだが(ま、先生も「気持ち悪くなった人は無理しないでね」って言ってくれるんだけどね)、イベントに出すものとなるとこりゃちゃんと慣れなきゃいかんのねー。。。

と今日のレッスンは振り付けの出だし何回かの練習で終わったのデシタ。
しかし、もともと汗っかきのワタシ、季節があたたかくなってからは特にひとつのレッスンで猛デトックス状態ぐらいの汗をかいてます。。。まあ体にはよいことですけど~^^;
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レッスン後、スタジオに置いてあるCDの中から、昨年の発表会でスタジオ主催の先生が踊られた、かっこいいサイーディの曲が入ったCDを買って帰りました♪(上の写真のやつネ) でも帰って聴いたら(かっこいいんだけど)、先生の踊りと一緒に流れてる時の方が品格があって良く聞こえるということに気づく!! 踊り、振り付け、って曲の感じも変えて聞かせるほど大きいものなんだなー、と改めて振り付けの力にも気づかされた今夜でした。
by voicivoila | 2007-05-27 22:52 | ベリーログ
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