今しがたテレビで歌舞伎の舞台映像を観てあらためて思った。
人が動き、それを観る贅沢。
先月に大駱駝艦を観た時も思ったが、
人が、人体が動く事、それだけで事件(事件と言うのが言い過ぎなら“劇的な事”)なんだなー、と思う。
昨日、
とある駅を降り、乗り継ぎの為に近くの駅まで歩いている時、
その途中の道端に袈裟を被った修行僧の方がいらっしゃったが、
その光景はそれだけで日常を切り取るパフォーマンスだと思った。
本当に一人の身体、一個の身体は空間を切り取る劇場だと思う。
その思いは最近一層強くなっている。
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