練習中の客

今日、近隣の広大な公園で、夕方の風に気持ちよく吹かれながらタブラの練習を始めたら、ほどなくして明らかに「ワンカップ大関」的お酒を持ち、明らかに酔っぱらっているお爺さんが話しかけてきた。
(まぁ、あきらかに酔っ払ってるといっても、こちらもキリン・ザ・ゴールドを片手に練習をはじめてるんで大きいことはいえないが・・・・・)

練習中話しかけられることはたまにある。タブラが日本ではまだ珍しい楽器だからだ。
そういう時、興味を持ってる子どもとか、本当に楽器のことが知りたくて尋ねてくる人には手をとめて応対するが、今日は明らかな酔っぱらいで単に話しがしたいだけのの客(?)なので、これは話に付き合ってると延々と練習ができないと思い、それでも最初のほうは「どこの楽器なの?」「アラブ?へえぇ」「そいでオネエチャン(私の事)もどっか発表会とかで叩いてんの?」とかいうのに一応こたえてたが(しかし手をとめると話す隙ができてしまうので決して叩く手は休まず。)そのうちさらに「あんたアラブ行ったらモテるだろうねぇ」とか言い始めた頃から私の機嫌は急降下しはじめ、さらに「俺みたいな観客がいてもいいやなあ」とまだまだ話したそうに、上着を脱いで同じベンチにどっかり座ったあたりから、私も「これ以上相手にすまい」と判断し、黙々とタブラだけに集中し、爺さんの存在に一切かまわずタブラだけを見、延々と叩き続けた。
最初は私の「話しかけるなオーラ」に口をつぐんだと見えた敵。(それでも私が叩くリズムを変えるたびに「ヘー」とか「ホー」とかひとり言をいっていた) しかし しばーらくすると、「それは止めずにずっと叩き続けるものなのかい」「少し休んでビールでも飲みなよ」とあくまで話しかけるキッカケを作ろうと狙ってくる。「いえ練習ですから」と一時も手を止めず黙々とドカパカ叩き続ける私。

どのくらい経った時だったか・・・(かなり長い時間の後)
「どうも。 ごめんなさいよ」と上着をとりその酔客はやっとベンチから去って行ったのでした。。。。

あー変な神経つかった・・・・・
でも、ダンサーさんも舞台でいろんなハプニングに襲われ、それを越えて行くものだろうし、タブラ叩きも同じくだろうから、私もこれしきの事でこの場を離れてはいけない、と、場を逃げるのだけはすまいとガンバッタ今日でした。ってヘンながんばりかた?
あ~今日の集中は練習になったのだろうか。。。。。 (笑)
by voicivoila | 2007-06-16 21:21 | タブラログ
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